口 上

 

各種コンパの中締めや新入生歓迎オリエンテーションの夜のファイヤーストームのときなどに、大学の学歌と逍遥歌が伝統的に歌われていました。その歌い出しの前口上として副部長・チーフマネージャーが唱えていたものです。基本的には代々の副部長の口伝によるものですので、覚え間違いがあると思いますが、なにとぞご容赦ください。

 

【学歌】

水の都は心斎橋か

港時雨(みなとしぐれ)は元町か

流れは清き葦の葉に

我ら青春の丈夫(ますらお)が

悲しき時の母となり

楽しき時の友となる

されば、ここ「○○」の地より遥か千里山上(せんりさんじょう)白亜の殿堂を仰ぎつつ

いざ歌わんかな、叫ばんかな、関西大学学歌

 

【逍遥歌】

古き名門の乙女に恋するが真(まこと)の恋であって

裏町の貧しき陋屋(ろうおく)に住める娘に恋するが真の恋でないと誰が言えようか

雨降らば雨降るとき

風吹かば風吹くとき

コツコツと響く足音に

「ああ、あれが関大の色男、ギター部の人である」と胸をときめかす

酒は飲むべし、百薬の長

女抱くべし、人生無上の喜び

酔うて枕す、胡蝶美人の膝枕

一夜(いちや)醒(さ)むれば、更に更におくいがなしや

さればいざ歌わんかな、狂わんかな、関西大学逍遥の歌